漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
不育症の女性の相談です。
結婚後2回流産されますが、その次の妊娠でお一人目を出産されます。出産から3年弱で二人目の妊活を再開されますが、3回流産されて不育症と診断。この時は原因不明で、のちに免疫異常であると診断されます。
まず体調を整える為に、滋養強壮や冷えを重点とした漢方薬をお勧めしました。3ヵ月後、妊娠されますが、まだ体質の改善が不十分だったのか残念ながら流産されます。
病院検査で免疫異常が見つかり、夫リンパ球免疫療法という治療を受けられます。
漢方薬の種類をを変更して4ヵ月が経った頃、冷えに変化が現れ、手足が温かい日が出てきます。但し、近所の方が妊娠したり、出産されたりといったことを見たり聞いたりすると、不定愁訴がわっと噴き出すタイプの方だったので、症状は良かったり悪かったりを繰り返しました。ただ、精神的なケアは、ずっとさせていただきました。
そして漢方服用開始から10ヵ月後、妊娠されて流産することなく安定期に入り、待望の二人目の赤ちゃんを出産されました。おめでとうございます。
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